裁判官による判決の内容では卍氏の判例も挙げて、本質的な違いがないとされました。

注目されている競馬裁判-その判決は?

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今注目の競馬裁判

卍氏は競馬裁判をキッカケに有名になって、ハズレ馬券を経費として認める判決を勝ち取りました。
最高裁の判決で決着が着いたのは2015年のことですが、2017年にかけても競馬裁判の話題が頻繁にあり、地上波のニュース番組や新聞で報道されることもあります。

 

最新情報を知らない人は卍氏のことが未だに掘り起こされていると思うかもしれないですが、今注目されていて2017年12月に判決(判決がほぼ確実になったのは11月)の出た競馬裁判は卍氏とは別のものです。

 

裁判イメージ

卍氏はハズレ馬券を経費として認められて追徴課税の大幅減額を勝ち取りましたが、これはコンピューターによる自動計算で継続的に馬券を買っていた場合の条件が付いています。
裁判の詳細についてはコチラのページをご覧ください。

 

今注目されている競馬裁判は、卍氏の裁判では特例的な扱いになったハズレ馬券の経費計上をコンピューター予想に限定せずに認めてもらうことを焦点にされています。

 

 

ハズレ馬券は全て経費に認められるようになった

裁判になったのは北海道在住の元会社員の男性です。
インターネット投票をしていたのものの、予想はコンピューターによるものではなく独自に考えて行い平成22年までの6年間でなんと約5億6千万円の利益をあげていたそうです。
追徴課税を受けたことによって、卍氏の裁判を例にあげてハズレ馬券を経費計上できるように主張し、最高裁による判決が確定したため、ハズレ馬券は例外なく経費として認められるようになりました。

 

 

競馬を知る人から見ると卍氏よりもインパクトが大きい

世間的にはコンピューターによる自動予想で利益を挙げていた方が話題になりやすく、卍氏による競馬裁判の方が大きく報道されていました。
しかし競馬をやったことのある人なら、卍氏のコンピューターでとにかく多くの購入点数を買う手法よりも、当時会社員の個人が独自の予想で5億円を超える利益を出していた事の方が衝撃を受けるでしょう。
馬券購入費用は6年で約72億なので、3年で28億円の馬券を買った卍氏とほぼ同等のペースです。

 

どうしてそこまでの大勝負を継続的に行い利益を出し続けることができたのでしょうか?

 

  • まずひとつ考えられるのはプロとして活躍できるだけの予想センスとノウハウを持っていたということ。
  • もうひとつは競馬情報サイトなどプロ集団から情報を買って仕入れていたことです。

 

どちらにしても競馬予想は個人でも大儲けできると証明した結果です。

 

 

今回の裁判でも条件がついた

裁判官による判決の内容では「男性は多額の利益を恒常的に上げていた」ということで卍氏の判例も挙げて本質的な違いがないとされました。
仮に利益を出し続けていなくても継続的に馬券を買って営利目的に馬券投資していたことを主張すれば経費として認められる可能性は高いです。

 

ただし、普段馬券を買わない人がタマタマ買った馬券で高額配当を的中させて大きな利益を手にしたり、WIN5を当てた場合にはハズレ馬券を経費として認められない可能性があります。

 

裁判になった2名はどちらもインターネット投票で証拠が残っていたことも訴えられる要因になりました。最初のうちは競馬場や場外馬券売り場(WINSなど)で現金購入しておいた方が無難かもしれません。